団交本番!!会社をギャフンと言わせる方法!団交の裏技

団交本番!!会社をギャフンと言わせる方法!団交の裏技

10日振りの会社だ。

 

2階の会議室に向かう。

 

出席者は労働組合側、私、委員長、副委員長、組合員Aさん。
会社側は社長、社労士、そして・・・・・元総務部長!!

 

なんで元総務部長が会社側に!!!
寝返ったのか!!

 

 

そりゃそうだよな、私についても何のメリットも無いし色々なしがらみもあるだろうし・・・

 

気を取り直して団交だ。
打ち合わせで今日は取りあえず会社の言い分を確認するだけで余計なことは言わないように指示を受けた。

 

副委員長「労働組合としては解雇撤回を前提に話を進めたいのですがいかがですか?」

 

社長「撤回の意思はありません。」

 

副委員長「では、解雇理由をお聞かせ下さい。」

 

社長「○○君は日常的に部下に対してパワハラを行って、一人を辞めさせた」

 

副委員長「具体的にお願いします。」

 

社長「キミたちはそれでも営業マンか!!等と日常的に継続して恫喝していた!」

 

私(??????確かに会議の席で言ったことはあるけど、これってパワハラ?)

 

 

副委員長「具体的な日時などは?」

 

社長「そこまでは分かりません。あと、今回やめた●●さんが辞める事になって○○君の自宅に挨拶に行った時終始無言で愛想が無かった。」

 

私「え?」

 

 

副委員長「言いたいことがあったら言いなさい」

 

私「●●さんとはどうしても辞めるの、家も近所だし何処かであったらよろしくね。といった内容の話をしましたけど。」

 

社長「・・・・・」

 

副委員長「この事だけでもこんなに食い違いがあるんでけどちゃんと調査されました?」

 

社長「・・・・」

 

副委員長「それからパワハラが日常的に行われていたとの事ですが被害者からの相談はあったのですか?」

 

社長「ありました」

 

副委員長「相談を受けて○○さんには事実関係確認しましたか?」

 

社長「部下の教育については指導しました。」

 

副委員長「そうじゃなくてパワハラについて事実確認、注意はしましたか?」

 

社長「していません」

 

副委員長「パワハラがあったと仮定して加害者に事実確認もせず注意もせず部下が辞めたからといって、いきなり解雇は普通は考えられないですけどね。」

 

社長「・・・・・・」

 

副委員長「もしそのような事実があるなら、まず本人に注意などをするもんじゃないのですか?」

 

社長「・・・・」

 

副委員長「これは欠席裁判と一緒で解雇権の乱用、不当解雇になりますよ。解雇は撤回してもらえますか?」

 

社長「撤回します。」

 

 

一応撤回はされたのですが、この後も訳の分からない展開が待っています。

 

解雇を撤回させる方法!!解雇を撤回させた裏技!!不当解雇の秘密!!

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